2022.06.03

鋳造Sマネへの金型構造勉強会を開催

”初”への取り組み

今年当社では”初”をテーマとした様々な取組を全社の各組織で企画・推進しています。
その一つとしてダイカスト生産グループでは同グループの金型管理チームから鋳造チームのSマネ(※)に向けた金型構造勉強会を5月に実施しました。

  (※)Sマネ:当社での生産ワーカーの呼称。Small Area Managerの略。

本勉強会は「グループ一体となって世界基準の品質を目指すために」との思いからダイカスト生産GのKリーダーが起案しました。

勉強会を通して目指すもの

勉強会では金型管理チームのHリーダーが通常の金型メンテナンス時と同様に金型を分解しながら各パーツの機能、取扱上や品質上の注意点について説明を行いました。

【勉強会主旨を説明するHリーダー】

【入れ子金型構造を説明するHリーダー】

初回の勉強会に参加した三名からは総じて「普段は見ることのない金型の内部構造を知ることができた。百分の1ミリ、千分の1ミリの汚れが品質に影響することも良く分った。これまで以上に清掃をしっかりやっていきたい。」との声が上がりました。

 

Hリーダーは「私自身も改めて勉強する良い機会になった。今後も順次、Sマネ全員に勉強会を実施し、自社ダイカストを全員でレベルアップしたい」と意気込みを語っています。

多田スミスは今後も部署間に壁を設けず、一体となって世界基準の品質を目指します。

【Hリーダー(右端)と勉強会参加者三名】